砲台の傾斜がきつい場合、(1) の選択はなくなる。45°以上の傾斜の場合は、ボールが前には転がらないし、30°以上の傾斜でも ボールのコントロールは難しくなってくる。
しかし、傾斜が 30°以下で深いラフでなければ、余程のことがない限り (1) のオプションが有利になると言えるだろう。普段から 7番、8番、9番アイアンなどで 10ヤード、20ヤード先にボールを落とす
ロケットボールズ ステージ2練習をしておくと良いだろう。もちろん、転がすショットは 砲台グリーン周りの応用に限られる訳ではないので、積極的に使って その使い方をマスターして下さい。
コース上で柔らかく上げるピッチ・ショットが打ちたくなるケースは少なくない。しかし、一般的には あまり確率の高いショットとは考えられていないから そうしたショットを殆ど使わない人も少なくないだろう。
テーラーメイドロケットボールズステージ2ショット・セレクションは リスクとリワードのバランスを考えて決めるべきだが、柔らかく上げるピッチ・ショットは、高い確率で きちっと クラブフェースにボールが当たるショットの打ち方さえ覚えれば 然程 リスキーなショットではないから、是非、研究して欲しいショートゲームのテクニックの一つである。
ダフりやトップのショットを減らし、ショットの精度を高めるためには、まず ボールの位置、適切なグリップとポスチャーが大切である。