そうした場合は 肩の動きに合わせて クラブ・フェースを バック・スイングでは少しオープンに、そして、フォロースルーでは多少クローズドにするのが自然だ。
特に、長いパットでは 方向性以上に距離感が重要になる訳だから 水平方向の肩の動きを
タイトリスト アイアン mb712適度に入れるようにパットのメカニズムを変えることも有効な手段だと言える。いずれにしても、クラブ・フェースを スクウェアーに保ち、パッティング・ラインに対して パターを真っ直ぐ動かそうとすれば 手や腕で微調整をする必要が生じる訳だから 複雑な動きを強いられることになるのは明白で、そうしたストロークをしようとすればするほど ボールを ヒットする時のクラブ・フェースの向きは安定しないだろう。
加えて、ターゲットに対して パターを真っ直ぐ引いて、真っ直ぐに出すことが ボールを
アイアンmb712ターゲットの方に真っ直ぐ転がすという観点からは 然程 重要ではないという事実もありそうした意識を持ってのパットは百害あって一利なしである。
また、手や腕の力ではなく 上半身のペンデュラム・モションを上手に利用する方法を学ぶことでパッティングのメカニズムを単純化しパター・ヘッドの動きを安定させることが出来るが、 そのためには 片手打ちのドリルで上半身の動きを学ぶ方法が極めて有効である。