トップで 右のイラストの赤矢印の方向に右肘が行ってしまうと クラブ・ヘッドは ターゲットより右を指す、所謂、クロス (Cross) のトップになる。
イラストのグリーンと青の点 の位置関係である。右の前腕が ほぼ垂直になっていれば、
タイトリスト アイアンダウン・スイングで 右肘は右の脇腹に容易に収まるように動くから、クラブはインサイドからの望ましいプレーンの上を動くことができるし、ボディー・ターンのパワーを右腕を通 じてより効率良くクラブ・ヘッドのスピードに変換できると言う理屈だが、この右肘が地面を指すような形は そう簡単に 出来るものではない。
タイトリスト913 d3(右のイラストのオレンジの点に注目して欲しい。)
そのトップから (その程度にも依るが) 右肘を右の脇腹に落として、クラブをインサイドからの望ましいプレーンに乗せるのは 容易なことではない。因みに、
R11s フェアウェイウッド右肘が上がって、右の前腕が地面に対して 平行、もしくは、それ以上に 上がる現象は フライング・エルボー (flying elbow) と呼ばれる。そうした打ち方をする上級者も稀に居るが 決して 好ましいことではない。