何よりも『機能』が最優先されたドライバーのような気がします。
シンプルさが感じられないので、『応用』はあまり利かないのかもしれません。近くで見ても、まるで『ギョロ目』のようです。金魚の『出目金』を思い出しました。左側に『FACE ANGLE』という文字があるので、フェースアングルを調整する為のパーツなのだということが解りました。『N』という表示があるので、『コンパス』のようにも見えますが、これは『北』を表す『N』ではなくて、『ニュートラル』だろうと思うのですが。
目盛がたくさんあるのですが、細かすぎてあまり見る気が起きません。とにかく、とても細かな調整ができそうです。聞くところによると、約160通り以上の調整ができるのだそうです。はたして、実際にそこまでの調整が必要なのだろうか?それよりも大切なことは『製品としての精度の高さ』や、『安全性』を高めたり、フィーリングを良くしたりすることではないかな?と思ってしまいました。
こういったシステムが、いったいどれだけの『耐久性』があるのかも、興味深いところです。ユーザーとして、ずっと使い続けるのであれば、知っておいたほうがいいように思います。