OBのある狭いホールでスコアを大きく崩してしまったという経験は誰にでもあると思うが、度々同じミスを繰り返す人はそうしたホールの攻め方について考え方を変える必要があると思う。
ティーショットは 少しでも 遠くに飛ばしたい という願望をほとんど誰もが持っているものと思うが、実は、ティーショットで飛距離をゲインしても スコアメイクに 大きく貢献するというケースは 案外少ないのである。
ゴルフ用品大雑把な考え方になるが、ティーショットで 10ヤードの距離のゲインをしても、スコアの面からは 0.1 ストローク相当くらいのゲインにしかならないのが普通なのだ。
一方、ティーショットで OB になったり、トラブルショットになってしまった場合は OB であれば 2ストローク、やや大きなトラブルであれば、1ストローク、
激安ゴルフクラブ比較的マイナーなトラブルでも 0.5 ストロークに相当するダメージを受けるということになる。つまり、OBやトラブルショットの可能性が 高くなったら、距離を稼ぐことによって得られるゲインよりも 遥かに大きなダメージを被るリスクを背負うことになる訳だから、そうしたリスクを取るようなクラブ選択は 得策ではない という理屈になる。
例えば、ティーショットの OB の可能性が 5番ウッドで 仮に 10%、そして、ドライバーでは 30% だとしよう。