同日テレビ朝日系で放映されたプロミス・レディースが 11.2% と石川選手の優勝を見たファンがそのまま流れた形で高い視聴率を記録したが、男子ツアーの視聴率が女子ツアーのそれを上回る兆しを見せ始めた。その後、石川遼選手が優勝した10月のコカ・コーラ東海クラシック最終日では平均視聴率14.6% を記録。加えて、11月の男子
スコッティキャメロン ニューポート2の三井住友VISA太平洋マスターズでは 3日目が関東地区で12.6%、最終日が関東地区で 12.2%をマーク。さらに圧巻は石川遼選手が優勝に絡んだ日本オープン最終日で、男子ゴルフの中継では歴代5位となる16.1%を記録したことだ。国内ツアーに限れば 1987年日本オープンに並ぶ歴代3位の数字であるが。瞬間最高視聴率は小田龍一選手がウイニングパットを沈めたシーンで24.5%と高かった。数年前までの男子ツアーは二桁の視聴率を記録することすらないに等しい状況だったことを考えると信じ難い状況であるが、2009年は男子ツアーの視聴率が女子ツアーのそれを上回る転機の年になった訳だ。
また、12月にはシーズン最終戦の日本シリーズJT杯が行われたが、その最終日の平均視聴率は15.3% で10月の日本オープン最終日の16.1%に次ぐ高視聴率だった。
ロケットボールズ ステージ2で使って、因みに、瞬間最高視聴率は丸山茂樹選手がウイニングパットを入れた時21.6% である。実は、2009年の男子ツアーで平均視聴率が 10% を超えたことが八回あったが、最終日に石川遼選手が優勝争いに絡まなかったにも係わらず二桁の視聴率を記録した試合が。この日本シリーズJT杯と池田勇太選手が優勝した10月のブリヂストン・オープンと二度あった。
スタジオセレクトニューポート2日本の男子ツアーの人気の高まりはこうした現象からも単に石川遼選手の人気だけに因るものではないとも言えそうだ。